個人広告代理店の作り方

【知らないと損】サラリーマンが個人広告代理店になる方法

2017-03-23   2019/05/31



実は普段あなたが何気なく見ている広告で他人が稼いでいることを意識されていますか?
そもそも「広告」という言葉に、どんなイメージがありますか?

・TVで放映やネットで表示されるもの
・表示されて邪魔なもの
・お金がかかっている
・商業的なもの

私の場合はどちらかというとマイナスなイメージがありました。

では「広告代理店」という言葉はどうでしょうか?

・大手の企業
・TVや新聞などのメディア関係の仕事をしている
・派手な業界
・年収が高そう(笑)

自分とはあまり関係ない、というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
逆に是非こういった業界に携わりたい、という方もいるかもしれませんね。
ちなみに私にとっては、自分には関係ない、TVのなかの世界に近い感覚でした。

しかし今、「広告代理店」は一個人が開業できる時代になっています。
あなたにとって、実は気付けばとても身近な職なのです。

この記事では、広告代理店の仕組み、広告の本質、そして「個人広告代理店」の店主になる方法を初心者の方にも分かりやすく紹介していきます。

広告には良い面、悪い面があります。
現代の情報社会において間違った情報に踊らされず、また知らないことで損をしないよう、何より、多くの方が自由に生きていくために是非正しい知識を得てほしいと思います。

広告代理店がお金を稼ぐ仕組み

広告代理店の仕事というのは、簡単に言うと仲介業です。
TVのコマーシャル枠や新聞や雑誌の広告枠、最近ではインターネット上のバナー広告等も含む広告枠をTV局や新聞社に代わって販売し、その仲介手数料を得ているのです。

勿論、大手の広告代理店になればその業務は多岐にわたり、派生する仕事も多々ありますが広告代理店の本質としての仕事は仲介になります。

一般的な「モノ」を作るメーカー、例えば家電メーカーなどは販売する「モノ」が存在しますが、テレビ局や新聞社等、メディアと呼ばれる業界では自分たちの媒体の「影響力」を売りにしています。

どれだけ沢山の人に「影響」を与えられるのか、そしてその「影響力」が大きければ大きいほど「広告」を出したい人・企業が増え、その媒体へ出す広告料金が上がっていきます。

ちなみに以下はちょっと古いのですが、今から7年前の2010年に公正取引委員会が発表した広告業界の取引実態に関するフォローアップ調査報告書になります。
簡単に言うと、公正取引委員会が「広告代理店ってどんな仕事をしているのか」について語っています。

広告業界の取引実態に関するフォローアップ調査報告書

いかに大手が業界を牛耳っているのか、TVなどの広告料金があってないようなもの、みたいな実態が描かれているので、興味のある方は是非読んでみてくださいね。

個人広告代理店が稼げるのか?

上記からわかること、それはつまり「影響力」というのはお金に変わる、「影響力」がある個人・法人が稼げる、ということです。
そしてここから重要なのですが、実はこの仕組みは昔から変わっていないある意味普遍的な真実でもあります。

職業で考えると簡単かもしれません。
例えばアイドルや芸人などは顕著な例ですね。
有名になればなるほど売れる、その本質は有名になればなるほど影響力が生まれる、だから儲けられるのです。

今までこの「影響力」というのは大手のメディアのような法人や芸能人や政治家のような一部の個人だけが持つ力でした。
それが、皆さんお気づきかと思いますが、ここ10年ちょっとでその力の均衡が崩れてきています。
そうです、「インターネット」の出現です。
インターネットを使うことで、個人が時にメディアを上回るような影響力を持つようになったのです。
時には個人が今まででいうところの「大手」の基盤すらを揺るがすような事態すら起きています。

その力の流れを感じたのか、先ほどの公正取引委員会が発表した調査報告書でも(本体が以下よりダウンロードできます)7年前の時点で、広告主もTVからインターネットにお金をかけようとする意向がはっきりと示されています。
(24ページあたりからを参照ください)

広告業界の取引実態に関するフォローアップ調査報告書(ダウンロードページ)

また一昔前だと、新規にお店がオープンする時、雑誌などの取材を受けると素晴らしい「広告」になりました。
勿論今でもTVや雑誌で紹介されるとその反響は凄いものがあります。

しかし近年、新規オープンする際のオープニングパーティ等に、お店屋さん(広告主)がわざわざ個人のインスタグラファーを呼んで欲しいと依頼されることが増えています。

特に若い人向けに発信したい場合は、TVや新聞よりもSNSなどでフォロワーを大量に抱えているインターネットを使用した一個人の方がはるかに影響力があるからです。

そして今後この流れはどんどん加速していきます。
今やTVの情報番組で、ネットで多く検索された言葉を発表したり、
有名になった動画を配信したりと、インターネット上の内容を後追いしていることからも明らかです。

つまり、影響力を駆使して稼ぐ分野では、一個人が影響力を持つ=一個人が稼げる時代に突入しているのです。

食わず嫌いは損!アフィリエイトの本質

近年「アフィリエイト」という言葉も随分浸透してきました。
アフィリエイトという言葉だけきくと、なんとなく胡散臭い?と思わる方も多いかと思います。
私も実際そうでした(笑)

ただ、その言葉の本質を知らないまま、胡散臭いものとして遠ざけていると損をします
きちんと内容を知って、それでいて関わらないというのと、ただ知らないという間には歴然の差があります。
是非この機会に知っておいてください。

アフィリエイトという言葉の意味は「成功報酬型広告」です。

アフィリエイトとはネット広告の課金方式の一つで、Webページメールマガジンなどの広告媒体から広告主のWebサイトなどへリンクを張り、閲覧者がそのリンクを経由して広告主のサイトで会員登録したり商品を購入したりすると、媒体運営者に一定の料率に従って報酬が支払われる方式。(参照:IT用語辞典

上記の調査報告書にあった、何やらあってなきが如しの不明瞭な広告代金(笑)と違って、広告主にとってより明瞭、且つ費用対効果の高い広告方式なのです。凄く良い広告ですね!

そして現在このアフィリエイト市場というのは急速に拡大しています。
以下は矢野経済研究所が2016年に実施したアフィリエイト市場調査の結果です。(『アフィリエイト市場に関する調査(2016)』参照)


これだけ市場規模が大きくなりつつあるにもかかわらず、何故何やら怪しいイメージがついてしまったのでしょうか。
それは「広告」の悪い面が出ているためです。

広告の良い面と悪い面

「広告」という言葉の本来の意味は

広く世間一般に告げ知らせること 
(参照:デジタル大辞泉

です。
私が最初に書いた商業的な宣伝も広告ですが、本当に良いと思ったものを、家族や友人に「これ良いよ!」と伝えること、これも広告です。

そしてその情報をインターネット上で多くの人に発信すること、それは有益な情報を増やすことに繋がり、ひいては現代の情報社会がより豊かになります。
これが広告の純粋な、良い一面です。

しかし、そこに広告で稼ぐという商業的な目的が加わったとき、広告の悪い面(とはいってもしょうがないところでもありますが)が現れます。

商品名などはあげませんが、健康食品やサプリメント、青汁等で比較サイトを見てみると、どれも同じ商品がお勧めされていることに気付かれるかと思います。
何故でしょうか?

それを宣伝して、売れることで収入を得られるからです。

良いからではなく、稼げるから宣伝している、結果そればかりが取り上げられて、本当に良いものが目立たなくなる、これが意図的な広告による弊害です。
ましてや一個人が広告を出せるようになったので、その数たるや今までの広告の数とは比べ物になりません。
広告とわからない形で紛れ込んでいるものもあります。

本当に自分で良いと思ったものを誰かに宣伝して、結果自分も稼ぐ。
これができればwin-winの関係が成り立ち、またインターネット上の情報の信ぴょう性も高まります。

是非情報社会を豊かにするべく、本当に良いものを宣伝してくれる広告代理店が増えること、
またそんな広告を出す人たちが報われる世の中になってほしいと願っています。

したたかな広告に騙されないための方法

注意してほしいことがあります。
一個人が広告代理店となり稼げる時代=誰もが広告代理店になれる時代 という意味です。

誰もが情報を発信すれば、当然それだけ情報が溢れかえり、上記に書いたように「儲けられるから」勧められている情報がそこら中に散見されます。

そこでその真偽信ぴょう性について自分たちで見極められる「目」を持つ必要があります。
勿論、このサイトも例外ではありません。
私自身は「正しい」と思って書いていますが、本当にそれが自分にとって正しいかを決めるのは最終的にはそれを読んでいるあなたです。

先日、大企業であるDeNAの「WELQ」という大きなWebサイトが問題になりました。
これは、真偽不確かな情報がまとめられており、そのなかで医療関係の情報も含まれていたことも大きな問題となりました。
病気やケガの処置について、真偽不確かな情報が溢れかえっていては、下手をすると命にかかわる問題になります。

何故大企業であるDeNAがそんなサイトを運営したのか。
それは「稼げる」からです。
真偽は不確かな情報を大量にまとめて大きなWebサイトを作ると、アクセス(影響力)が増え、その結果広告で稼ぐ。
しかしやはり不確かな情報を発信し続ければこのようにサイトごと消されてしまう可能性もあります。

TVや新聞では発信する前にチェック機能が働いていましたが、ネットではそれが存在しません。
だからこそ、情報の真偽を見極められる能力が自分の身を守るためにも必要となります。

個人広告代理店の種類

個人広告代理店としてやっていく方法は人によって異なります。
インターネットを使うといってもそのなかでの媒体(無料ブログなのかWebサイトを作るのか)や方法によって様々な方法があります。
向き不向きもあるのでどれが一番いいとは私には一概に言えません。

個人的に私が「好き」な方法はきちんと意味のある情報やサービスを告知宣伝していく方法です。
本当に良いものが残ってほしいと思います。またそのお手伝いができるのが個人広告代理店としての醍醐味でもあると思います。
そんな私のネット上の「広告代理店」の作り方を順次このサイトで紹介していきたいと思います。
また、実際に私が購入して本当に良いと思ったものも併せて紹介していきたいと思っています。

まとめ

これからは一般人が大手広告代理店と同じような影響力をもつ時代です。
影響力は稼ぐ力にもつながります。
アフィリエイトやサイト運営等、何やら難しいもの、胡散臭いものとして敬遠せず、本質を見極めて「個人広告代理店」という名の自身のサイトをインターネット上に持たれてはいかがでしょうか。

そして歪められた情報や広告に惑わされない目を持ち、情報社会を豊かにする情報を発信してもらえればと思います。
そしてそれは将来的に長く稼ぐ力にもつながると思います。

更に金銭的な自由は、ある程度その人を自由にもしてくれます。
こちらのサイトを訪れてくださった方が少しでも自由な生活を送れることができるようお手伝いができれば幸いです。

こちらも参考までに(^ ^)
「未来の働き方を考えよう」後悔しない人生を歩む方法







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管理人のおうち大好きうさぎです。
旦那さんと2人暮らしのアラフォー。
株式投資のお陰で割と自由ですが、もっと色々楽しみたい!経験したい!と試行錯誤中。

読書、海外旅行、クレジットカード、Webページ作り、お店作り、インテリアやリフォームなどなど、興味があっちこっち行きますが、好きな時に、好きな人と、好きなことができる自由人でありたいと思います。




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