2020年を節目に、生活のあり方というのは大きく変わりそうですね。
そして私自身も今年はこのコロナのタイミングで少し自分を変えよう!と決めました。
変わっていくことは、年をとるにつれて億劫になるものですが、逆を言えば変わり続けていくことが、若くある秘訣だと思うのです。
昔は、何にも考えずに行動に移していたのがついつい言い訳つけて慎重になる…今そこまで困っていないと特に。
でもそんな自分を変え、もっと自由になりたい!と思い、目標を立てました。
自分のECサイトを持ち、余力ができたら今より広い家にお引っ越しをすること。
ここでは出来るだけリアルタイムに悩んだこと、困ったことを残していきたいと思います。
事前準備編
こちらは開業届を出す前にやり始めていたことをメインに紹介していきます。
簿記3級
開業するつもりなら、と実は2020年に入って簿記の勉強を始めました(現在進行形)
何となく簿記は知っておくと良いっぽいけど、何だかややこしそう…と思っていましたが一念発起して。
簿記はこちらの通信教育にしました!
通信教育のみですが、51年の歴史もあるらしく、何より期間限定割引(結構色んなタイミングでやっています)で、なんと1万円弱(DVD等はなし、オンライン講座のみの場合)という値段で受講できるのです!
合格できなくても目標の検定月から1年間の保証付なので、この6月が無理でも今年の11月、それが無理でも来年の6月、と全部で3回チャンスがあります!
実際、必要なことはきちんと盛り込まれていて、講義を受けていて不満はありません。
あとは合格さえしたらもっと力いっぱい推せるのですが…。
唯一の誤算は、コロナ騒ぎで2020年6月の簿記試験がなくなるようで…(T^T)
しっかり復習をして11月の試験に臨みたいと思っています。
FP3級(ファイナンシャルプランナー)
こちらも勉強しておいた方が良いときき、独学で教科書と問題集をやっていたのですが、ちょっと挫折気味…。(そしてこちらもコロナで試験がなくなった…)
やはり独学はダメなのかな…
とはいえ、個人的に今からファイナンシャルプランナーになりたいわけではなく、資格を取ることが目標ではない、と思うので(知っておいた方がいいことが沢山あるとは思うのでさらっと勉強して、困った時、何かあったときに調べようかな…と保留中。
コスパの良いオンライン講座など見つけたら検討もしたいと考えています。
開業届の作成~提出
実は今まで、自由な働き方している割に(大きな理由は株式投資のお陰なのですが)個人事業主ではなかったのです。
簡単に言うと、副業OKのサラリーマン(自由度高め)みたいな働き方をしていました。
なので、こちらでは開業にあったって、サラリーマンの方などが副業等で個人事業主になる場合に参考になるかと思います。
そしてこの「開業届を出す」というのは個人的には大きな一歩でした。
簿記の勉強をしても、「開業届を出す」まではスタートしませんが、これを出したら色々始めねばならない気になるというか…
しかし、逆にここをクリアすると、ググッと背中を押してもらえるポイントだと感じています。
あっけないぐらい簡単に出せるので、是非えいやっ!と出してしまいましょう笑
開業freeeとは?無料?
お役所に出す資料って、どうしてかややこしそうなイメージがありますよね…。
それが本当に本当に簡単で、しかも無料で解決してくれたのが、この開業freeeです。
freeeといえば、会計ソフトとして、ご存知な人も多いのではないでしょうか。
この会社がなんと、開業に関する書類をアンケートに答えていく形で作り上げてくれるサービスを完全無料で提供してくれているのです。
書類を税務署のサイトなどからダウンロードして…といった手間すら必要ありません。
上記の順序に沿って答えていくと、最後にハンコとマイナンバーを記入だけしたら、後は送るだけ…という資料が出てくるのです!
≫公式サイト:開業freee
開業freeeの記入について~準備
アンケートに答えていくだけ、といっても、いくつかどうなんだろう??と思った箇所がいくつかあるので、そちらの解説をしておきます。
まず尋ねられるのが、仕事の種類と概要。
私はECショップの立ち上げなので、種類は小売・卸売、概要は生活関連商品のネット・通信販売。
せどり・転売などと同じです。
こちらは注意事項に出ているように、参考でしかありません。
実際の書類には反映されず、税金の目安などを教えてくれるものになります。(後のページで数字の変更も出来ます)
適当に20万、としてみました。
自宅兼事務所で働く場合は「自宅で働く」を選択、そして将来的に家族をスタッフとして雇えたらいいな、というのはさておき(給与を支払うとなると、雇用保険などの問題が出てきそうなので…)とりあえずまずは「今はない」を選択。
開業freeeの記入について~作成
そして次が屋号について。
個人的に結構悩みました。
しっくりするものが見つからず…かといってそのために提出をするのを延ばすのも…と。(結果的に決まったのですが)
ちなみに、その際に色々気になって、屋号について調べた情報はこちら。
- 屋号は何度でも変更可能
- 変更したい場合は確定申告の際に新しい屋号を書く、という簡単な方法で可能
- もちろん空白(屋号なし)でも開業可能
- 屋号なしで企業した場合は領収書などは個人名の領収書でもらう
屋号があるメリットとしては、屋号で銀行口座が作れること、お客さんに名前を覚えてもらいやすいことなどが挙げられるようですが、特にそういった必要性がないのであればないままでも良いでしょう。
収入(所得)の種類は、注意書きにあるとおり、不動産賃貸や山林の譲渡がなければ、基本的には事業所得になります。
そして先ほどのページで入力した月収の場合の税額見込みが表示されます。(ここで数字を変えてみることも可能です)
節税という意味で、青色申告65万円控除がお勧めです。
月収の金額によって、他の申告に比べてどれぐらいお得か、ということが見ることが出来ます。
以上で「書類を提出する」をクリックすると印刷や提出先のページに進みますが、後からページ上部の「準備」「作成」「提出」をクリックすると、何度でも戻って修正が可能ですので安心してください。
開業届の提出について
そしていよいよ提出に関する準備になります。
②の書類を確認する、をクリックするとPDFファイルで書類を確認でき、印刷が可能です。
提出方法は、持参、郵送、freeeで電子申告の3種類です。
電子申告の場合、マイナンバーカード、ICカードリーダーが必要とのことで、私の場合は、マイナンバーカードを発行していなかったので、郵送にしました。
ちなみに、私は今後確定申告などを電子申告するかも、と考えてマイナンバーカードはこの機会に発行手続きを行いました(初めての発行は無料です)
郵送の場合は上記のPDFファイルの1枚目に、マイナンバーを記入する場所、印鑑を押す場所まで記載された用紙も一緒に提示されているので、そちらを参考に最終仕上げをします。
そして郵送ですが、freeeのページでは
- 印刷した書類一式(控えも必ず同封してください)
- 返信用の封筒(必ず切手を貼り、自分の住所を記載しましょう)
と書いてありますが、上記に加えて
- マイナンバー通知カードのコピー
- 身分証明書書類のコピー
も送付しました。
国税庁のHPでは「なりすまし等を防止するための本人確認(番号確認及び身元確認)をさせていただきますので、書面によりマイナンバー(個人番号)を記載した申請書等を提出される際には、その都度、申請をする方の本人確認書類の提示又は写しの添付をお願いいたします。」と記載があったためです。
≫参照:国税庁HP
これだけセットして郵送すれば、提出は完了です!