田舎の義母宅の浴室改装体験談シリーズ第2弾は現地調査編。
(第一弾の準備編はこちらから)
田舎に戻るまでにリフォーム専門業者に2社、そして田舎に帰ってから急遽追加でホームセンターで有名なコメリの1社を加えた計3社の現地調査予約をしました。
今回は特に現地調査について、こういうことをチェックしておいた、といったことを書いていきたいと思います。
当日尋ねる質問の整理
前回の記事でも紹介した、ちきりんさんの「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」を読んで、あらかじめ準備はしていましたが、それ以外に今回利用したホームプロでも、現地調査を依頼した人特典として「リフォーム虎の巻」が無料ダウンロードできたので、こちらも印刷して読み込んでおきました。
こちらの項目には細々とチェックリストもついていますが(ここに限らず、きっとネットで検索すると、チェックシートはごろごろ落ちているはず)一つぐらいは用意しておくのはおすすめです。
実際、初めての現地調査だと何をチェックしたらいいのかわからず、漠然と現地調査を受けてしまいそうですが、項目があるとそこを気にしたりして判断基準にもなります。
あとは事前に自分で作った要望リストの項目を手元にも準備して、確認したいこと(我が家の場合は助成金使用の可不可)の漏れがないかを確認するようにしました。
当日の各社チェック項目と反応など
3社については、日程はできるだけずらさずに現地調査をしてもらうことにしていました。(そもそも田舎の滞在時間も限られていましたし)
急遽いれたコメリの現地調査をいれても、ほぼ4日以内の間で調整ができました。
以下は各社の印象や、気になったことに対することです。
当然といえば当然ですが、こんなに色々違うもんなんだ、と驚きました。
【1社目】過去に利用経験があった業者(義母紹介)
1社目は過去に義母も家のトイレなどをお願いしたことのある会社。
リフォーム専門業者で、DIYが趣味だった義父もその仕事ぶりは確か、と太鼓判は押していたとのこと。
ただ、すこし相場より高いかな、という話を聞いていました。
当日はお店の営業の方と、現場で施工を担当する感じの職人さんが2人で来られる。
営業の方は時間ぴったり、職人さんは15分程遅れてこられる。
営業さんより現場をわかっている感じの職人さんの方が主導権を握った形で色々とお話をされる&しかも詳しい笑
その職人さんが脱衣所に入るなり、脱衣所の床が浮いていることを指摘、脱衣所の床の根太(床板を支えるため、床の下に渡す横木)について取り替えが必要と説明がある。
職人さんが、大体120万円~180万円ぐらいですかね、と話し、補助金についても対応可能でしょうね、とお返事がある。
何だか窓口の営業さんが頼りなく見えるが、施工については安心感はあるかな、という印象。
1時間弱、色々と確認して1週間程で見積もりを作成しますと話されて帰られる。
【2社目】ホームプロ紹介の企業
2社目はホームプロで知ったリフォーム専門会社。
こちらはまずびっくりしたのは、予約時間の約30分前に来られたこと。
え?!時間間違えた?!と思ったのですが、予約時間をやりとりした文面にはきっちりと時間を書いていたので、???となりました。
(ただ、メールでやりとりした人と、当日来られた担当者は別の方だったので伝言間違いなのか…)
来られたのは営業担当の方が1人。
採寸や写真などを撮って、説明などもきっちりしてくれる印象。
事前に伝えていた希望などしっかりおさえていて、こちらの要望などに添って、メインとなる浴室のメーカーについて相談にのってくれる。
補助金については、本社が我々の居住市にない、とのことで対象外と説明される。
あとは1社目の職人さんに指摘をされたので、こちらから脱衣所の床についての工事も見積もり入れるよう依頼しておく。(先方から指摘はなかった)
もともとメーカーにはこだわりがないこと、価格重視で、今より暖かくなるのであれば機能的には最小限でいいことを伝えると、お勧めを提示、そのメーカーの人と2日後に改めて訪問する、という話になる。
この日は40分程確認して帰られる。
メーカー訪問
2時~3時に、と前回約束したのを、2時に来られて3時頃まで、かと思ったら2時半に来られる笑
義母は2時~3時までのどこかで来られる、と思っていたので、田舎のローカルルールかしら??ととりあえず理解。
1社目のようないかにも施工会社の方が来られるのかと思いきや、どうもそのユニットバスのメーカーの営業の方っぽい人が来られる。
設置が可能かどうかを確認して、採寸、写真撮影などもされる。
そのメーカーの上位機種の説明などもされたりしつつ、この内容なら、前回まとめて1度に済ませてもらっても良かったのに…という印象。
見積もりは追ってメールで送ってくれるとのこと。
【3社目】コメリ
田舎に戻ってから急遽、現地調査依頼をしたのがコメリでした。
現地調査依頼用の電話番号に連絡すると、コールセンターのようなところに繋がり、地元密着感がなく、ちょっと不安でした。
しかし当日は時間通りにきっちり、営業担当の方が来られ、営業担当だけでいうと、3社の中で一番しっかりしている印象。
事前に伝えた内容も、社内で(コールセンターから)きちんと引き継いでおり、愛想も良く、流石大手…と思う。
ただ2社目同様、脱衣所の件を話して、見積もりに入れて欲しいと話をすると、根太ではなく上板の取り替えだけで大丈夫では、と話される。
補助金については調べるようにするが、難しいかも…と言われる。
40分ほど確認し、見積もりは1週間ほどで作成してくれるとのこと。
ただし、メールが社内的に禁止されているらしく、見積もりは郵送か田舎の家へ持参する、連絡手段は電話連絡といわれ、今のご時世メール禁止はなかなか珍しいと驚いた。
3社を終えての感想
まずは3社で正解!
よく現地調査は2社~3社とかいてあるけど、これってどっちが普通?多数派?と迷った時に、2択だとわからないけれど、3択だと比較しやすかったです。
これはこっちが普通なのかな、とか、会社によってそれぞれなのね?みたいなのが判断がつきます。
例えば、1社がカタログくれたり、もう1社がくれないと、普通はどうなんだろう?と思ったりするのが、2社くれると、ここはくれないんだ、とわかりやすい。
そういう意味で、現地調査は最低3社、というのが個人的にはお勧めです。
後は、現地調査をしていくと、段々印象などは忘れていってしまうので、一番最初に書いた比較シートや項目チェックリストなどに、訪問後すぐにメモや印象を残しておくと、色々と参考にもなります。
あとは、これは偶然ですが、1社目の職人さんが最初に来てくれたことは、我が家にとっては幸運だったかな、と思っています。
脱衣所の指摘は最初にしてもらえ、その工事については必要だ、と判断できたことで、他の会社にも見積もりに入れ込んでもらうことが出来ました。
営業レベルの人が来ているだけでは、そこまで見積もりに入れ込むことが出来ず、実際工事が始まってから想定外として加算される可能性が高かったからです。
実際、ネットで調べていると、一戸建てのタイルの浴室は、床や壁のタイルのヒビ、浴槽とタイルの間から土台などに水が侵食しているケースがかなり多い、と書かれていました。
脱衣所と浴室間の間仕切り部分の土台なども腐っていることが多く入れ替えることが多い、脱衣所の床が浮いている気がする場合はこの状態が多い、と読み、うちだ!!!と焦りました。
間仕切りの土台部分は新たに差し替えても、脱衣所側の土台までもが腐食しているケースもたくさんあるから、とのことなので、最終的には工事をして床をあけてみないとわかりませんが、予算として入れ込んでおけたことは良かったかと思っています。
現地調査編はとりあえずここまで。
次回は見積もり提出編を紹介したいと思います!